校長から

心の成長

 先日の朝、出勤してくると校門付近に数名の生徒が集まっていました。よく見ると、校門付近に落ちていた牛乳パックなどのゴミを集めているところでした。その後、生徒たちは、集めた牛乳パックなどをゴミ箱に持っていってくれました。ほんの数分間の出来事でした。部活の朝練習のために、朝早くから登校した生徒たちのようです。とても気持ちのよい行いで、見ている私もとてもうれしくなりました。
 そんな中、こんなお電話をいただきました。「こちらは埼玉県教育委員会です。Mさんという方から、教育委員会にお電話がありました。『出かけようとバスに乗ったところ、鳩山高校の生徒たちが、お互いに席を詰め合って、私の座るスペースをつくってくれたのです。とても気持ちのよい行いだったので、お知らせしたくお電話をしました。』という内容でした。すばらしい生徒さんたちですね。Mさんは、心から感謝しておりました。Mさんは、鳩山高校を熱烈に応援してくれていますよ。」
 心の成長は、目で見ることができません。しかし、人知れずゴミを拾っている生徒を見たり、こうしたお電話をいただくと、生徒たちの心の成長が実感できます。
 鳩山高校では、毎朝早くから、多くの先生方が校門に立ち、登校してくる生徒たちに「おはよう」と声をかけてくれています。放課後は、部活動の指導の合間に、職員室や教室で生徒の悩みを聞いたり相談にのっている先生方を見かけます。夜の職員室では、担任の先生方が、心配な生徒の家に電話をし、保護者や本人と連絡を取り合っています。こうした鳩山高校の日常の中で、生徒たちの心はしっかりと成長しているのですね。人の心は、他の人との心のふれあいで成長するものです。先生方と生徒たちとの心と心のふれあいが生徒たちの成長の原動力なのでしょう。
 この場をおかりして、お電話をいただいたMさんにあらためてお礼を申し上げます。生徒の心の成長を見つけていただき、本当にありがとうございました。