校長室より「6月後半」の鳩高生への応援メッセージ
雨音はショパンの調べ
~ 梅雨(つゆ)の季節、進路実現を視野に人間力を一層、蓄えよう!~
鳩高生のみなさん、こんにちは。校長の田中です。6月も後半に入りました。既に梅雨に入り、今日、6月16日の朝は雨こそ降っていませんが、湿度の高さを感じ、またこの季節がやってきた、と感じ入ります。それも鳩山高校が鳩山高校として迎えることができる最後の梅雨であることを想うと窓を叩く雨が長く続いても構わないとさえ思ってしまいます。しめっぽい話題はさておき、というところですが、しめっぽい季節に、屋外で思いっきり活動することが叶わない日が少なからず想定されるこの季節に、屋内でしっかり人間力を高め、その力を蓄えてほしいと思います。
さて、“ショパン”のタイトルに期待させてしまったと思いますので、おわびしておきます。ショパンについて詳しく深堀ることはしませんが、とは言え、本タイトルについて少しだけ語ります。「雨音(あまおと)はショパンの調(しら)べ」は、外国の歌のカバー曲。原曲は、イタリアの男性歌手、ガゼボが世界各国で大ヒットさせた「I like Chopin / アイ・ライク・ショパン」という曲です。日本では、松任谷由実(ユーミン)が歌詞をつけて1984年(昭和59年)、モデルで歌手の小林麻美(こばやし あさみ)が歌って大ヒットし、オリコンヒットチャート3週連続第1位を獲得しました。その後、何人かがカバーしましたが、小林麻美がカバーしたものがよく知られていると思います。
今回の鳩高生への応援メッセージは、「柔らかくしっとりしたメロディーラインが小林麻美のアンニュイな雰囲気とマッチして何とも心をくすぐる」と評されたこの曲の曲名を梅雨の季節の雨と掛けて、屋外に出づらい日は、雨音をバックミュージックにして自己研鑽(じこけんさん:自分の能力を鍛え、磨きをかける)に意を注いでほしいという内容です。
ショパンについて少々。ピアノを志す人にとって「「ショパンの『革命」」は一つの憧れではないでしょうか。革命は右手で非常に力強いメロディーと左手は常に速いテンポで弾き続けるという、実はピアノの“練習曲”とのこと。背景に1931年9月、ショパンの祖国ポーランドにロシア軍が攻め入り、首都ワルシャワが陥落するという国を揺るがす出来事がありました。失われる危機に瀕した祖国への深い絶望が、この練習曲に激しい感情が渦巻くように反映したといわれています。こんなことがあったらショパンならずとも激しい感情が渦巻くと思います。みなさんはショパンから熱い情熱をもらいましょう。
では、梅雨の今こそ人間力を高める具体的な行動について例示してみます。まずは、強運を引き寄せる方法から。こうした話はどこにでもありますが、厳選して3つだけあげます。是非やってみてほしいと思います。
① きれいな靴で外出する。
・今の時期は靴が雨に濡れたり、濡れたところに泥がついたり、一年の中でも靴が汚れやすい時期でもあると思います。そんな今だからこそ、きれいな靴で登校してください。1日はいた靴、是非、ふいて綺麗にしてあげてください。
② 身の回りの整理整頓、掃除をする。
・毎日の生活で油断していると身の回りが、物であふれてしまいます。なかなか物を捨てられないのは、裏を返せば、物を大切にしていることでもありますが、時に決断して捨てることも必要です。かくいう私の周りには紙資料があふれています。まず、自分から整理整頓したいと思います。
③ 何事にも感謝する。
・私たちは知らないところで様々な恩恵(おんけい:人から受ける恵みやいつくしみ)を受けています。そうしたことに思いをはせ、まずは何事にも感謝しましょう。
つづいて勉強や読書について知っておくべきこと、これも厳選して3つ挙げます。
① やる気が起きない時は、とりあえず手をつけるとスイッチが入る。
・宿題や勉強、ちょっと疲れていてやる気が起きないな、という時、とりあえず手をつけてみましょう。教科書やプリントや本を開いて手をつけるのです。これは効果ありと思います。様々なケースで使ってほしいと思います。
② 朝起きてから3時間は、脳のゴールデンタイム
・朝起きてから3時間は、脳のゴールデンタイムと言われており、ドーパミンやアドレナリンが多く分泌されるため、やる気と集中力が高まり、効率よく勉強に取り組むことができる。もちろんこの前提としてしっかり睡眠をとってください。
③ 声を出して覚える時は、耳をふさぐと効率よく覚えられる。
・これは面白い方法だと思います。是非、試してみましょう!
ショパンからは離れてしまいましたが、梅雨の雨音をバックミュージックにしながら「靴をきれいにして、部屋の整理整頓をして、とりあえず勉強に手をつけてみる。読書してみる。それを朝起きてから3時間にやってみる。耳をふさいで暗記ごとをやってみる。仕上げは、何事にも感謝する!」梅雨を機に自分を成長させる、人間力を高める、何か一つでも始めてみてください。ひとまわり人間力がアップして2学期を迎えることができると思います。
何かを始めても、すぐに結果はでないものです。今日撒(ま)いた種は、しばらくたってから芽を出します。3月、農業体験に参加したみなさんは、実感できるのではないでしょうか?まず、種を撒く。これは上記に挙げたような何かを始めることです。続いて雑草処理、脇芽かき、水やり等の丁寧な日々の手入れ。主体的にやりましたか?これが継続すること、続けることです。もしかして先生に任せきりだった人もいるかも?肩の力を抜いて、ゆるくてよいと思います。まずは「種を撒く=始める」。そして、一つ一つの取り組みを続けてみてください。応援しています。
次回の応援メッセージは、7月1日(火)にアップします。また、このホームページで会いましょう!