校長から

卒業おめでとう


 3月11日、133名の生徒が本校を卒業しました。式場では、どの生徒も晴れがましく自信に満ちた表情で式に臨み、3年間で積み上げてきた努力が立派に実ったことを実感しました。式辞の一部を紹介いたします。

 みなさんの新たな門出にあたり、一つお願いがあります。
 人には、できないことや苦手なことがある一方で、必ずどんな人にも良いところや得意なこと、自分にしかできないことがあります。
 長時間、机に向かうことが苦手でも、笑顔で人と接し人を優しい気持ちにすることができる。人前でしゃべったりすることは苦手でも、与えられた課題にしっかりと取り組み正確にやり遂げることができる。物事をてきぱきとさばくことが苦手でも、人より少し早く登校してゴミを拾ったり、人のためになることを実行することができる。
 このように、みなさんの中に眠る良さや得意なこと、可能性に目を向け、それを伸ばしてほしいのです。
 できないことをできるようにすることも大切ですが、それと共に、自分の中の可能性を追求し、それを伸ばすことにも目を向けてほしいのです。毎日毎日、少しずつでよいので、自分の良さや可能性を伸ばしてください。十年後、二十年後、ふと気が付くと、それが自分の生きる「道」になっています。他の誰でもない、自分という人間が生きてきた「道」、そして、これからさらに自分が歩んでいく「道」です。
 みなさんが活躍することになるこれからの世界は、グローバル化や情報化が急速に進展し、これまでにない大きな変化の時代を迎えます。
 こうした変化の時代には、変化に対応する柔軟な心と時代に流されない強い自分なりの生き方が求められます。鳩山高校で学んだ知識や技能をフルに発揮すると共に、自分の生きる「道」をしっかりと見定め、一歩一歩、自身の「道」を歩んでください。