校長から

2016年5月の記事一覧

地域を支える鳩山高校

 5月20日(金)の昼ごろ、ある先生から「校長先生、車がパンクしてますよ。」と連絡がありました。見ると後輪のタイヤが見事にペチャンコでした。ふだんタイヤ交換などしたことのない私は途方にくれました。 昼休み、ジャッキを用意しタイヤを交換しようと悪戦苦闘が始まりました。いくら力を入れても思うようにジャッキがあがりません。そうこうしていると、遠くから「校長先生、何か手伝うことありますか?」とテニス部の生徒が来てくれました。神様のようにありがたく思いました。生徒の力であっという間にジャッキアップができました。その後、いろいろな先生も寄ってきてくださり、ある先生の教え子が近くの農協に就職し、農協のガソリンスタンドで働いているとのことですぐ電話で連絡してくれました。5分後には、その卒業生がかけつけ、わずか15分後にはパンク修理が無事終わってしまいました。どれほどありがたかったことでしょう。心から感謝の念がわきました。 パンク修理を終えた後、その卒業生は「校長先生、また何かあったら連絡ください。それから、朝、出勤前の10秒でいいから4本のタイヤを見てください。毎日見てもらえば、もしパンクしても、タイヤがペチャンコンになる前に安全に修理できますから。」と言ってくれました。この卒業生はプロだなと思いました。お客様の安全や快適な運転を何よりも大事にしてくれているのです。きっと、ガソリンスタンドに訪れる地域のお客様から深く信頼されているだろうと思いました。 鳩山高校で学ぶ生徒は、このテニス部の生徒をはじめ、困っている人がいたらあたたかく手を差し伸べられる生徒たちです。鳩山高校を卒業して地元に就職する生徒も多くいます。その卒業生たちは、それぞれの職場でがんばり、地域の人に貢献しています。鳩山高校は、地域を支える人を育てる学校です。地域になくてはならない学校です。

生徒の成長を感じる時

 4月28日(金)、ご退職・ご転任された先生がたをお招きし離任式を行いました。各先生方から、心温まる励ましの言葉をいただくことができました。ある先生の「叱られた時こそ、伸びるチャンスだ!」という言葉に込められた思いに深い感銘を受けました。

 この式の中で気付いたことがあります。各先生方の「こんにちわ」とのあいさつに対し、生徒が本当に元気よく「こんにちわ」と声をそろえてあいさつをするのです。このあいさつが、学年があがるにしたがって大きく元気になるのです。3年生のあいさつが一番元気なのです。本校の日々の指導の積み重ね一端が、こうした生徒の成長として感じられるのだとうれしく感じました。